洋食レストランからフレンチレストランまで、洋食を軸とした飲食業を展開するのがフードビジネス(洋食)業界です。既存の形態を如何に発展させていくかのほかに、食の流行や生活様式の変化を敏感に察知し、あるいはメニューで、あるいはサービス形態で、どうすれば他にない価値ある「食体験」を提供できるのかについて向き合っていくことが求められる業界です。特に、欧米をはじめ海外で流行している食ブームをいかに日本人に合う形で展開していくか考えるマーケティング能力やセンスが、職種により大なり小なりありこそすれ、共通して求められるでしょう。
食に関わることが好き、日々の業務からトレンドを掴むことも
フードビジネス(洋食)業界では、他業態同様、店舗スタッフ・店長候補、店長・エリアマネジャーから、調理担当・商品企画などの専門職、広告・マーケティング、人事・経理といった本部職員まで、多彩な職種があります。人材ニーズも総じて高い状況にありますので、未経験からでもチャレンジしやすい業界と言えます。例えば、店舗スタッフや店長・店長候補であれば、日々の接客を始めとした諸業務に取り組みつつ、どうすればお客様に喜んでいただけるか、売上が上がるのか、トレンドはなにかなどについて、感覚を磨いていくのも、今後のキャリアアップの糧になります。食に関わることが好き、お客様と触れ合う・スタッフと協力するなど、人と接することが好きな人には非常に適性のある仕事と言えるでしょう。