放送・映像・音声業界は、マスメディアの中でも映像と音声を使って情報を発信する仕事です。テレビやラジオの放送局やその製作会社のほか、スマホの普及に伴い人気を博しているインターネット動画配信・音声配信に関わる企業なども含まれます。中でもテレビ業界は、今日においても4大マスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)の筆頭格として大きな影響力を有していますが、インターネットの台頭など環境の変化を背景に、従来の枠組みに留まらない動きが活発化しています。例えば、各社とも魅力的なコンテンツの創出による広告収入の拡大に引き続き注力しながらも、テレビドラマの映画化や、テレビ局周辺でのイベント企画・開催など、広告外収入の拡大にも力を注いでいます。
作品を作り上げた時の達成感にやりがい
放送・映像・音声関連の仕事、その中でも製作系の仕事は、経験を積んで腕を磨いていく必要のある仕事です。初めはアシスタントとして一つの映像・番組・音声が出来上がるまでの工程を勉強し、ゆくゆくは作品に自分の思いを反映できるようになります。自分の携わった作品が音や映像として放送されたり、披露されたときは、感慨深いものがあり、やりがいに繋がっているでしょう。また、仕事として取り扱う業界に縛りがなく、いろいろな業種の人たちと仕事をすることができます。また、そこで多くの知識や、人脈を得られることも魅力の一つだといえます。