不動産・建設・設備業界は、土地・建物、建物内の設備に携わる仕事です。不動産業界は、主に事業用や住居用の土地や建物の賃貸・売買に関わります。また、不動産の調査・鑑定の仕事や、競売不動産も取り扱います。建設業界は、個人から住宅建築、企業や自治体から施設や社会インフラの建設・保全需要を主に請け負います。設計から施工、建造物の受け渡しまで、仕事の範囲は多岐に渡ります。設備業界は、空調や電気設備、消火設備などさまざまな設備に関わります。不動産や建築物など人の生活する環境と深く関わり、支える業界です。
キャリアアップには何をしたいかを明確に
不動産・建設・設備業界に関する仕事は、営業や事務職から、技術職、現場の作業スタッフまで幅広い職種があります。大手企業では総合職として採用されることもあり、求められる資格も、業種や職種により異なります。例えば、不動産の仲介や売買ならば、宅建主任者を持っていると歓迎されるでしょう。競売不動産取り扱う場合は、競売不動産取扱主任者の資格があると有利になる場合があります。そうした選択肢の多い業界なだけに、転職を考える際は、自分が何をやりたいか、どうなりたいのかを明確にしてから行動に移すと、より効率的な活動が可能になります。