保育士の仕事内容は、子供たちの健康状態を確認しながら身の回りの世話を行ったり、食事・トイレ・洋服の着脱などの基本的な生活習慣を身につけさせます。集団生活を通じて社会性を養わせたり、さまざまな遊びを通じて心身の発達を促したり、保護者へのアドバイスやサポートを行ったりと多岐に渡ります。その他にも、季節の行事やイベントの計画・実行や、お知らせ等の書類作成、保育園内の安全点検、利用する教材の選定など、重要な業務も多くあります。1日を通じて子供と触れ合うため、体力が求められる仕事ではありますが、子供と一緒に成長していくことのできる、大きなやりがいのある職業と言えるでしょう。
保育士は子どもの成長や自分の成長を日々感じられます
子どもと毎日関わることはとても大変です。子どもは自分の感情を正直に出してきますし、いつでも元気いっぱいであるため、見守る側にも体力が要求されます。しかし、子どもたちが母親のように慕ってくれる時は大きな喜びとやりがいがあり、子どもたちの成長をご両親より先に感じられるのは保育士の特権とも言えるかもしれません。また、自分の趣味や特技を活かしてイベントを企画し、子どもたちが楽しんで参加してくれた日には、やりがいを感じると共に、自分の成長を感じることもできます。在籍している保育園で園長や主任といった上級職を目指したり、「チャイルドマインダー」といった資格を取得し自宅で子供を預かったりといったキャリアパスがあります。