インターネット経由で機能するソフトウェアやモバイル向けアプリケーションの開発を行うチームを統括するのがプロジェクトマネージャー(PM)プロジェクトリーダー(PL)(WEB・オープン・モバイル系)の仕事です。プロジェクトマネージャー・リーダーは開発案件の総責任者であり、納期までにクライアントの注文通りのソフトウェアを完成させて納品するまでの全責任を負う立場です。主な仕事内容はクライアントとの打ち合わせを通じての仕様の確認、プロジェクトに必要な人員の確保、開発スケジュールの構築、進捗管理、予算管理、トラブル対処、デバック、納品を行います。必要な人材やや物資を予算に合わせて調達しプロジェクトを運営するマネジメント業務が中心です。ソフトウェア開発に関する知識は必須で、システムエンジニアから転職する例が多く見られます。
他分野の開発経験を生かせる、重要のある職種
WEB・オープン・モバイル系のプロジェクトマネージャー(PM)プロジェクトリーダー(PL)の需要はスマートフォンの普及とともに拡大の一途をたどり、業務向けや組み込みシステム開発分野から転職してくる例が多く見られます。一部専門知識は必要なものの他分野のシステム開発と重なる知識やスキルは多く、システム開発に携わった経験がある人材であれば転職に有利になります。プロジェクトマネージャー(PM)プロジェクトリーダー(PL)にはチームをまとめながらプロジェクトを進めることが要求されるため、実務能力だけではなく、組織運営やマネジメント能力が重要になります。プロジェクトマネージャー資格などの情報処理技術者資格を持っていると、スキルの目安になったり、転職に有利になることもあります。多くのプロジェクトをこなして実績を上げることで、社内でのキャリアアップやヘッドハンティングの声もかかるようになります。経験を積み、実績を作ることで、独立開業する例もあります。