測量は、土地や建物の位置・高さなどを、測量法に基づいて計測する仕事です。市街地から山林まで、さまざまな場所で測量作業は行われます。測量結果が少しでも間違っていれば、その後の建設作業に大きな影響を与えるため、重要な役割を担っています。専門的な機器を使って測量は行われますが、GPS(位置等の計測を行う技術)が用いられるようになるなど、より高度で効率的に進歩しています。測量士の資格は、測量に関する科目を大学などで学んだのち実務経験を積むか、測量士試験に合格すれば取得することができます。また、測量士補になった上で測量士を目指す道もあります。
測量は、私たちの暮らしに欠かせない陰の立役者
測量は建設を始める前に必ず必要とされる、無くてはならないものです。また地図の作成にも測量は欠かせず、私たちの身近なところで役立っている仕事です。開発計画の基盤となるため、正確で精密な作業が求められます。自分の関わった仕事が形として残るので、やりがいを感じることができます。測量には測量士・測量士補の資格が必要で、これらの資格取得は転職するうえで重要です。測量業者は営業所に必ず測量士を置かなければなりません。測量士の知識は、土地の登記に関する業務を行えるようになる土地家屋調査士の試験にも生かせます。行政書士の資格も取得すれば、独立することも可能です。