公務員・警察・消防・自衛隊の仕事は、いずれも国民の豊かで安全な生活のために貢献する仕事です。警察の業務は社会の治安をと市民の安全で平和な生活を守るために、犯罪の予防や鎮圧、捜査、被疑者の逮捕、交通の取り締まりなどを行う仕事です。交番・駐在所でのパトロールや巡回を行い地域の安線を守る「地域警察」、犯罪の検挙を行う「刑事警察」、防犯活動や、少年犯罪を防ぐ「生活安全警察」、交通安全教育、交通違反の取締り、交通事故捜査などを行う「交通警察」などに災害時の救助活動、要人警護、テロ・ゲリラ事件の捜査などを行う「警備警察」などに職務が分かれています。消防の仕事は一般災害から自然災害、特殊災害などの救助活動が主になります。自衛隊の仕事は災害派遣や非常時の防衛活動が主で「陸上自衛隊」「海上自衛隊」「航空自衛隊」の3つに分かれます。
国と市民の安全な生活を守る、責任のある仕事
警察・消防・自衛隊の仕事のやりがいは、国と市民の安全な生活を守っているという誇りを持ちながら職務にあたることができることです。日本の平和と安全を守るために時代を問わず必要とされる仕事です。寮があったり、期末手当や勤続手当、宿直手当、夜間緊急招集手当など、待遇面でも安定しており、息の長いキャリアを描くことができる点も魅力です。いずれの職種も地方自治体や国が行っている採用試験に合格する必要があり、学歴の区分や年齢制限がありますので、事前によく調べておく必要があります。キャリアプランは昇進試験を受けて、組織の中でキャリアアップを目指していく形が一般的です。