電気・電子・機械・半導体のサービスエンジニア・サポートエンジニアは法人、または個人のお客様からの問い合わせに対応し、問題を解決したり製品の保守・メンテナンスを行うことを主な業務としています。自社の製品を購入されたお客様の元に訪問して機材の設置や配線、保守・点検、部品の交換、修理などの業務にあたるほか、対面ではなく電話やメールでトラブル発生時の原因究明や復旧作業などに対応していくこともあります。担当する製品やサービスに関する高い専門知識と技術的なスキルはもちろんのこと、お客様と関係性を築いていくコミュニケーション力や顧客対応力も求められます。
顧客と向き合い対応する「企業の顔」
サービスエンジニア・サポートエンジニアは常にお客様と向き合い対応をするため、顧客が実際に製品を使用した上での生の声を聞くことができる環境にあります。そのため、開発部門にいた人がキャリア形成の一環として、この職種を経験するケースや、サービスエンジニア・サポートエンジニアとしてキャリアをスタートした方が経験を積んだのちに開発部門に移るというケースもあります。また、顧客とのやり取りを通じて培ったコミュニケーション能力を生かして営業職へのキャリアチェンジなども望めます。日々自社製品のサポートやメンテナンスに携わることで、問題点や要望にも精通してくるため、新製品開発にも重要な役割を担っていくことが多くあります。