パッケージソフト、ミドルウェアの要件定義、開発、テストを行う仕事になります。市販されているソフトウェアであるパッケージソフトや、WindowsなどのOSとアプリケーションソフトの中間に入り機能するミドルウェアを開発・製作するのが主な業務内容です。コンピュータシステムを設計しながら新商品開発や既存商品の改善を行います。顧客の企業活動を円滑に進めるために、その事業に有効的なソフトウェアを開発します。また、既に開発済みのパッケージソフトを顧客の要望に合わせてカスタマイズすることも大切な業務です。顧客の要望を叶えるために、きめ細かいヒアリングが必要であり、コミュニケーション能力が重要な職種です。
サービスのインフラを支える
パッケージ・ミドルウェアのITエンジニアのやりがいは、自分の開発したソフトウェアやミドルウェアによってお客様の企業活動が円滑に進むことです。「仕事がしやすくなったよ」などの感謝の言葉をいただいた際には、大きなやりがいを感じることが出来ます。そんな顧客やユーザーとの距離の近さもこの領域のITエンジニアの醍醐味です。パッケージソフトやミドルウェアのITエンジニアは、自社の製品に関する知識はもちろん、自社以外の製品知識を幅広くつけておく事が求められます。さらに、ネットワークやセキュリティなどの知識や、情報処理技術者の資格があると転職にも有利になることがあります。キャリアプランとしては、企業内でプロジェクトマネージャーなどへのキャリアアップを目指す例や、経験を生かして他分野のシステムエンジニアに転職する例もあります。