政府や地方公共団体が提供している公共サービスの仕事とは、警察や消防、自衛隊などの他にも教育機関、公民館や図書館、博物館、スポーツ施設、福祉サービスなどさまざまな職種があります。人々の生活を支える民間では担えない公的な事業を行っています。いずれも国民の豊かな暮らしをサポートする業務となります。中でも図書館や博物館、スポーツ施設などは「指定管理者制度」といって国や地方公共団体が直接運営を行うのではなく、民間事業者やNPO法人が委託されて運営を担っている場合もあり、景気に関係なく需要がある業界であるため、長期的に安定して働くことができるのも魅力です。
自分の専門分野を生かして国民の豊かな生活を支える仕事
公共サービスは国民の豊かな生活のために提供されているサービスであるため、日々の業務を通じて、国家や国民に貢献できていることを実感しながら働けるという点は、大きなやりがいであり魅力でもあります。公共サービスの中には経営面やサービスの質など民間企業の良い面を積極的に取り入れていこうという姿勢もあるため、公共サービスへの民間企業出身者の転職も盛んになっています。キャリアプランとしては地方公共団体や委託を受けている法人などの団体の中でキャリアアップを目指していく形になります。