医薬・食品・化学・素材の仕事は、「生」と密接に関わるため専門性と責任感が重要な職業と言えます。医薬品・医療機器の仕事は、基礎研究から臨床開発、薬事申請、生産管理、品質管理、生物統計と非常に多岐に渡っています。実際に製造する薬品によって、多くの人の命や健康を守る職業であるため、社会的意義がある職業です。食品・化粧品の仕事も、口に入れたり肌に触れるものを研究開発、または生産に関わりますので、食の安全・健康の安全を大前提に取り組まなければいけません。そして、化学・素材・バイオの仕事は、国内外で発表された論文や新しい開発技術を取り入れながら、より優れた製品開発、またはその生産に取り組みます。
世の中に新たな価値を生み出す革新的な仕事
医薬品・医療機器や食品・化粧品、または化学・素材・バイオ系の職業は、新たな価値を生み出す職業といえます。研究・開発によってもたらされた日々の技術革新、成果が多様な製品・サービスとなり、人々の生活に関わっています。より良い世界、より便利な世界に近づけるために、自身が関わった製品で世の中の人の習慣を変える、そんなやりがいを持って取り組むことができます。世界的な需要の高い分野でもあるため、転職に際しても優れた語学力があれば、国をまたいだキャリアプラン構築も可能。例えば研究開発であればグローバル企業、または海外企業の独自の研究を進められるポジションや研究機関への招聘など、実力次第で多彩なキャリアプランを描くことが可能です。