警察・消防・自衛隊の仕事内容は、それぞれ細かい部分は違いますが、すべてに共通しているのは国や地域の安全を守る職種であるということです。警察は地域住民の安全、消防は火災や災害などの緊急事態の際の安全、そして自衛隊は国の安全を守ることが使命になります。民間企業でも警備会社などを中心に、人を守ることが使命という仕事は多くありますが、警察・消防・自衛隊は国家的な規模で国民を守っていくことになります。最近では民間企業からの転職者も多く、民間企業での経験や幅広い視野を生かして仕事に取り組むことができます。
自分の考え方次第でキャリアを選択
警察・消防・自衛隊の仕事は、就いた瞬間から国民にとって目に見えて頼れる存在として仕事をしていくこととなります。身近な人たちだけでなく、多くの人々の安全を守っているということは責任があると同時に、大きなやりがいを感じられる点でもあります。また、キャリアアップの方法としては、昇任試験という試験形式のものを挟む形式や、選抜試験という勤務実績や勤続年数を評価して昇任が認められる形式など、さまざまです。特に警察組織では、現場での仕事にこだわって昇進試験を敢えて受けない人もいるなど、キャリアの在り方はさまざまのようです。