金融・保険業界の中でも、事業者金融・消費者金融の仕事は、審査を行った上で貸付をする金額を決定し、顧客への融資を行います。個人向けの場合は、年収や年齢、勤務先や勤続年数など、多数の項目を元に審査を行います。勤務地への在籍確認などを行ったり、債務が返済できなくなった債務者への回収業務・法的な措置対応行ったりすることもあります。事業者金融は、個人事業主を含んだ中小企業への融資などを専門として扱います。消費者金融は消費者信用のうち、個人を対象とした小口の融資、無担保での融資事業を中心とした金銭の貸付けを行います。
能力次第ではすぐに活躍することも可能
事業者金融・消費者金融の業界は、融資を求めている人、事業社の助けとなり、社会への貢献度も高く、人びとの生活に対して責任感を持って取り組める仕事です。窓口での顧客対応や、コールセンターなどでの問い合わせ対応、顧客の審査を行う際など、コミュニケーション力が磨かれます。金融に関する専門的な知識も必要ですが、業務や、債務者に対する誠実な姿勢も重視されます。融資や与信業務の経験者であれば、転職の際に有利になることもあります。貸金業務取扱主任者などの資格や、営業経験などを生かしてキャリアアップすることも可能です。