ドラッグストア・調剤薬局の主な仕事は、処方箋による医療医薬品の調剤服薬指導や一般医薬品の販売、化粧品の販売や健康相談、店舗運営などがあります。中でも、調剤薬局では服薬指導、調剤、事務作業などの業務が多いです。処方箋を持ち、病院で処方された薬を購入する方が多いため、お客様の症状に合わせたカウンセリングが必要になります。ドラッグストアでは一般医薬品、健康食品の販売、化粧品や日用品、食品など、実際に人々の生活に密着した商品が多く売られています。どちらの職場でも商品知識や商品管理のスキル、接客などの営業・販売力や対人コミュニケーション力など、多岐にわたるスキルが必要とされ、身につく能力や経験の多い業界です。
健康関連の分野でさらにキャリアアップが可能な業界
ドラッグストア、薬局は、今後需要のある健康関連の分野へのキャリアアップも可能な業界です。セルフメディケーションでの自己管理が求められる時代ですので、この業界で身につく薬学や栄養学、美容、健康食品などについての幅広い知識を生かしていくことができるでしょう。特に、高齢化が進んでいる現代では、介護予防のために健康管理が必要な高齢者へのサービスが求められています。また、ビジネスマン向けの健康知識の提供、スポーツジムでのダイエットの指導、化粧品メーカーやエステなどの美容業界など、健康に関わる仕事が増え、ニーズを集める今日、活躍の機会も増えることが予想されます。薬剤師や管理栄養士などの国家資格、登録販売者などの資格を取得していると業務の幅も広がり、キャリアアップにつながります。