設備工事業界は、電気・空調工事、上水道・下水道の給排水工事など、建築物が新たに建ったときをはじめ、建築物に付随する設備すべての工事を担っている業界です。具体的な仕事内容としては、オフィスやマンション、ショッピングセンターなどのエレベーターの設置や改修、飲食店などの厨房換気工事、一般家庭のテレビ回線・インターネット回線工事など、大きな工事から小さな工事までさまざまなものがあります。建築物を人々が快適に使えて、不自由のない生活を当たり前に送ることができるように、陰ながら支える仕事として社会全体に貢献することができます。
一貫した丁寧な仕事で自分に技術を付けることができる
設備工事業界では、基本的に技術職として働いていくことになります。電気や設備工事関連の経験者や有資格者は歓迎される傾向にあります。しかし、未経験であっても、資格取得を積極的に支援してくれる企業も多く、転職を機に技術を付けたい方にもチャンスがある業界だといえます。設備工事をして終わりではなく、その後のメンテナンスや保守管理も仕事なので、一つひとつの細かな部分のお客様の要求に対応し、信頼を繋いでいくことが大切です。臨機応変に多くの場面に対応することで、技術と経験が付き、やりがいも大きくなっていくでしょう。