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コンサルタントを活用して転職したほうがいい人はこんな人

悩んでいるような人の画

転職を考えだすと、その探し方がいろいろあることに気づくのではないでしょうか? ハローワークや転職サイト、またコンサルタント(紹介会社)を利用するなどどうやって転職することが良いのか迷う方もいらっしゃると思います。それぞれ探し方や出会える会社の違いなど、メリットもデメリットがあります。

転職において、情報はいろいろなところから得ることをおすすめしますが、その一つの方法として今回は「コンサルタントを使って転職したほうがいい人」とはどんな人なのか、コンサルタントにインタビューしました。

お話を伺った方 ハッピー・マーク

まず、私がコンサルタントを使ってほしいと思うのは「情報に溺れてしまっている方」です。転職にまつわる情報がネット上にあふれている昨今。求職者にとってさまざまな情報と接触できるというメリットがある反面、膨大な情報量に溺れてしまい、逆に「何をどうすればいいんだろう」「どこから手を付けたらいいんだろう」と整理がつかずに悩まれてしまうこともあると思います。

そうした方々に対して、コンサルタントは羅針盤のような役割を果たし、皆さんとキャリアの方向を共有したうえで、キャリア実現のために必要な情報・アドバイスを的確に提供してくれます。

そして、「イキイキと働ける環境を求めている方」。私が多くの方々の転職を支援してきた経験上、イキイキと働いている方々に共通しているのは、本人がやりたいことと企業が求めることが合致しているという点です。しかし、その見極めは求人票だけでは限界があります。

コンサルタントは求人票の情報のみならず、職場の状況、スタンス、雰囲気、人員構成など、企業の内側の情報まで掴んでいますので、それらを総合的にふまえて皆さんと企業の相性を見極めてくれます。これこそ、コンサルタントを活用する本質ともいえます。

お話を伺った方 マイナビエージェント

転職成功のカギは、自分が「やれる仕事」と「やりたい仕事」をうまく結びつけることにあり、その第一歩として自分らしさを客観的に捉えることが大切です。

しかし、本人だけで自分に何がやれるのか、どんなキャリアを歩めるのか、強みやスキルを含めて客観的に掘り下げていくのは難しい作業です。そうした「自己分析に苦労されている方」にこそ、コンサルタントの活用を強くおすすめします。

第三者かつ転職市場に精通したコンサルタントの視点を取り入れながら、これまでの経歴を一つひとつ棚卸ししていくことで、「自分にはこんな強みがあったのか」と、本人だけでは気づかなかった一面まで発見することができます。コンサルタントの分析を通じて、自身が転職市場でどんな立ち位置にあるのかを知ることも可能です。

「やりたい仕事」が明確でない方も同様です。転職理由を深く掘り下げていくコンサルタントとの面談は、転職理由の内側にある「自分はこう働きたかったんだ」「こんなキャリアを歩みたいんだ」という思いを見つめ直す絶好の機会になります。その過程を経たうえで、コンサルタントが「やれる」「やりたい」双方の結びつきを支援してくれるはずです。

いかがでしたか、プロの目線から客観的な転職のアドバイスが可能な「コンサルタント」。自分自身でも、転職サイトなどから情報収集を行い、コンサルタントからの紹介も受けていく。その中で、コンサルタントから、転職全般の情報や希望業界や職種に関する情報はもちろん、職務経歴書のチェック、面接のアドバイスなど、さまざまなサポートを受けることで、「自分にとってより良い転職」を実現していきましょう。

取材協力

株式会社ハッピー・マーク 代表取締役 廣瀬信康

約20年の経験を有するコンサルタント。求職者のやりがいを紐解き、候補企業を絞り込み、その企業から内定を獲得するための対策・ステップを一つひとつ丁寧に進めていくことを信条とする。また、企業の従業員満足度調査をあわせて手掛けているため、紹介企業の職場環境や労務管理、福利厚生の活用状況などもつぶさに把握し、求職者・従業員の目線で転職先選びの指針となる情報を提示してくれる。マイナビスカウティングが優良コンサルタントを表彰する「The Best Matching Of The Year」を3年連続受賞。

マイナビエージェント(株式会社マイナビ)

「マイナビエージェント」は、転職情報サイト「マイナビ転職」などを運営するマイナビグループの人材紹介サービス。多彩な企業とのリレーションも良好で、企業の求める人材像を的確に把握し、ベストな転職をサポート。